坐骨神経痛の痛みは、相変わらず続いているのに今度は飛蚊症になった。
最初は髪の毛に神様トンボかカマキリの赤ちゃんでもくっ付いているのかと思った。
メガネのツルに蜘蛛の巣でも引っかかっているのかと思って見たが、何もなかった。
検索してみると、飛蚊症のようだ。
心配なので翌日眼科へ行った。
いつもの私だったら、すぐ病院へは行かなかった。
だが、先日ユーチューブで、ベニシアさんのインタビューを見た。
ベニシアさんもNHKの番組も、好きでよく見ていた。
番組の中での、ベニシアさんのナレーションは英語のわからない私の耳にも心地よかった。
久しぶりのベニシアさんは、目がよく見えなくなってきていた。
介護施設に入所されるという。驚いた。
インタビュアーの、40年来の友人が言っていた。
「以前、あなたは、いつもいつも忙しくしていたことがこの病気になった原因の一つかもしれないと思うと言ってましたね。」
「伝えたいメッセージは？」に対して
「働きすぎないで下さい。」 と答えていたのを見て考えさせられた。
日本に来て50年、苦労されてきたようだが、穏やかで、ありのままのその雰囲気。
強さと優しさを感じる。
これから介護施設で、体調を回復されゆっくりと和やかな毎日を過ごせますように。
頭の中にベニシアさんがいたので、目の異常に過剰反応し、すぐ眼科へ。
検査の結果、飛蚊症だが緑内障の心配はないとのことだった。薬もなし。
医療費は、2430円 だった。
どうしてこうも立て続けに、体調不良が続くのだろう。歳のせい？
このまま動けなくなったりしたら、、、そんなことが頭をよぎる。
自分で生前整理をする最後の機会を、神様がくださっているのかも？
痛みを我慢しながら、クローゼットの中の断捨離を始めた。
これまでは、着なくとも風を通してまたしまっていたが、今回は迷わなかった。
この先出番のなさそうな服はゴミ袋へ。
スーツもセーターも、もったいなくても着ないなら場所塞ぎなだけ。
それよりこのまま死んでしまったら、誰かが後片付けをしなければならない。
恥ずかしいし、ものは少ないほうがいい。
思ったほど時間はかからなかったが、だいぶスッキリした。
このあと、もう一袋増えた。 ゴミ置き場は近いが、重い袋を持って何度も往復した。
10年前なら、両手に持って行けただろうに。
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