最近と言うよりは、ここ何年も本は読んでない気がする。
時間はたっぷりあるので、新聞は読む。
テレビのニュースを日に何度も見ているので、ニュースだけなら新聞は必要無いかもしれない。
テレビ番組の予定表だって1週間先までリモコン操作ですぐわかる。
新聞購読は、やめようかとも思うのだが 決心がつかない。
もう一つ迷っているのが、暮らしの手帖だ。
年6回隔月発行されるこの雑誌が 生協で配達される週は、前日からワクワクする。
花森安治の創刊時に書いたということばが、表紙をめくると書いてある。
作り手の理念のようなものを感じる。その中で特に好きなところは、
せめてどれか一つ二つは すぐには役に立たないように見えても
やがて こころの底ふかく沈んで いつか あなたの暮らし方を変えてしまう
というところ。広告はないので派手さのない雑誌だ。
でも中身は 上質なあんこがぎっしりという感じ。うまく表現できない。
黄色いページの すてきなあなたに は 1番目。
何処から読んでも盛りだくさん。エッセー 料理 手芸 暮らしのヒント etc
この雑誌で知ったことや覚えたことは少なくない。
料理やお菓子作りや手芸など 誰にも解かりやすく丁寧に書いてある。
一時期 刺し子に夢中になり十数枚つくったこともある。
他の雑誌は、しばってリサイクルのごみに出すのだが、これは捨てられない。
たまった7年分42冊が 処分できない。
好きでもこれから何度も読み返すとは思えない。
確か前にあの記事が…と 探すことはあるかもしれない。
処分すればすっきりするだろうに。
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