食べることは、もちろん料理することも嫌いではない。
ただ毎日のことなので疲れてしんどいと思うこともある。
外食は、ほとんどないので3食その都度作る。
前日の温め直しや、リメイク料理もよく出す。
食材と食欲と予算の折り合いをつけて献立を考える。
そんな大げさなものではないが…
作りながら、明日は何にしようと考えている。
食べたものをノートに記録することにした。
朝食 昼食 夕食 おやつ 飲み物 食べ物 すべて。
1日書き忘れると昨日食べたものを、思い出すのもなかなか大変だ。
自分であきれてしまう。
夫は、糖尿病の薬を飲んでいる。ごはんは、軽く1杯。
野菜を多く取るようにし、好物の甘い物も控え、数キロ減量した。
もっと前からこうしていればと思うこともあるが、仕方がない。
料理をしながら、つくづく便利な世の中だと思う。
幼いころは水道がなかった。井戸から汲んだ水が、台所の瓶に張ってあった。
かまどで煮炊きし、七輪で魚を焼いた。
温かいご飯を食べるには、それなりに手がかかった。
それが今はどうだろう。
コンビニやスーパーには1食分のパックのおかずが並んでいる。
炊飯器 湯沸かし器やガス台 冷蔵庫 電子レンジなどを
初めて使ったときは、感動したものだ。
今は毎日当たり前でどれがなくても困る。
早起きしなくても、さほど時間はかからない。
不便さも体験して、変化も見てきて、いい時代に生きてきたと思う。
この季節大根や白菜で毎年漬物を作る。
もったいないと漬けるのだが、かえって無駄にしてしまう。
老人2人に多量は要らない。生でも漬物でも保存場所も必要だ。
何でも必要な分だけと心がけているのだがなかなか難しい。
豚の角煮を煮込んだタレが残っていたので捨てるのも惜しいと、コンニャクを煮てみた。
角煮の味は少しするが、コンニャクはコンニャクだった。大根にすればよかった。

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