断捨離を進めながら、気づいたこと。
未使用のストッキングとハンカチが結構あるな。
どちらもこの先あまり出番はないと思われる。
さほどかさばるわけでもないので、そのままにしておいた。
だが気になる。どちらも結構な数だ。
10年前の震災でゼロになり、その後自分で買ったのは、葬式や法事の時用の黒のストッキングだけ。
それ以外の、ストッキングもハンカチもすべては、親戚、知人、友人、からもらったもの。
支援物資もあったかもしれない。
何もない私のために、自分の持っているものを送ってくれた人たちに感謝する。
当然未使用で、シールやタグ付いたり、箱や袋に入っていたりする。
若い頃、職場で退職する人からお世話になりましたの記念というか挨拶代わりや、
なにかのお礼やお返しにもハンカチをもらうことがあった。
だから震災前にも、一生使い切れないぐらいのハンカチを持っていたと思う。
それを失っても、今こんなに手元に沢山のハンカチがある。
眺めて幸せな気分になる。
だが、今 外出の機会もあまりなく、この先必要性を感じない。
喜んでくれそうな誰かにあげたいが、孫も姪もいない。
ストッキングも同じ。
50年以上前に通っていた田舎の高校は、制服のスカートが義務付けられて、真夏以外は、ストッキングと白いソックスを履いていた。
伝線したストッキングの片側を組み合わせて履いたりするのが普通だった。
気をつけていても、ストッキングが伝線するのは、痛い出費だった。
もし、叶うなら高校生の自分に、このパンストを渡して上げたい。
あの頃の自分なら、ハンカチもパンストもどんなにか喜ぶだろうに。
なかなかうまくは行かないものだ。
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