あんなに暑くて、カラカラの野菜や花にも雨が欲しかったのに、この天気が恨めしい。
大雨特別警報や災害のニュースを見て雨が止むことを願うばかり。自然は怖い。
何十年に1回の経験したことがないようなと言う言葉を聞くことが増えたような気がする。
天気予報が雨だったので、昨日お墓参りに行って来た。
子供の頃からお墓参りは14日に決まっていた。
昨日は13日だったが2時半過ぎに着いたときは、半数ぐらいのお墓に花が供えてあったようだ。
皆予報を気にして早めたのかもしれない。
雨に濡れて、しっとり落ち着いた雰囲気で花も生き生きして美しく見えた。
例年、親戚やお世話になった人のお墓を拝んで来るのだが、雨も降ってきたので全部は回らなかった。
そのあと、実家のお墓に寄った。弟家族も来たようできれいな花がたくさん供えてあった。
震災後、私達と同じように弟家族も別の場所に家を持ったので、お墓参りが実家へ帰る感覚だ。
18まで暮らしたこの地に、今知り合いは何人もいない。ほとんどお墓の中だ。
子供の頃、お盆の14日 よそ行きの服に着替えて、家族皆で歩いて山へお墓参り。
帰ったらすぐ、川へ水泳ぎ。もう60年も前のこと。
エアコンも冷蔵庫もなかったけど、井戸水で冷やしたスイカは冷たく美味しかった。
熱中症という言葉は、あったのだろうか?
今朝雨が降っていて、7時までゆっくり寝ていた。幸せ。
ついこの間までエアコンをつけて寝てたのに、布団をかけて寝ている。
暑いの寒いのと勝手なものだ。
結婚してから、お盆はいつも忙しかった気がする。
13日の朝市、5時前から花や果物お盆に必要な物などを買いに出かけた。
持ちきれないときはもう1回行った。料理や団子を作り提灯を飾った。
夕食の後片付けの後、翌日の墓参り用の団子を作る頃は暑さと疲れで風呂はパスしたい気分。
旧墓(墓石の数がたくさん)の分の団子もあったので、湯気の鍋の前での作業。
今、墓地では供物をカラスが食い散らかしたりするので、菓子や果物、団子など残さないようになった。
だから持っていく物も少なくなった。団子も少量。旧墓もここ何年か行ってはいない。
14日も暗いうちから起きてお墓参りに出かけ、帰って来てから朝食は素麺。
椎茸と油麩で出しをとり、なすやネギの入った温かいつゆの素麺。
16日の、み霊送りが済むまでは、あれとこれとしなければが、たくさんあった気がする。
夫の兄姉が、泊まりに来ることも何度かあった。ああ大変。
今の自分に同じ事ができるかしら? 自信がない。
今朝の寝坊の幸せを感じる。
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