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猛暑の遠出

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断捨離

義兄の奥さんが、入院して義兄が心労で体調を崩しパニック気味の様子なので、

急遽義兄宅へ夫と出掛けた。大阪の義兄や仙台の義姉も交代で泊まリに来ていた。

新幹線を含む乗り換えを5回もするのは、一人では無理だと夫がいうので二人で行くことにした。

義兄夫婦はいつも一緒だったので、おそらく結婚してから初めて経験する一人での生活。

あまり眠れず、食欲もなく随分痩せたようだ。今病院はコロナのために面会はできない。

だから余計に心配なのだろうと思う。ふたりは、我が家には何度か泊まったことがある。

だが、私は初めての訪問だ。女主人の留守の家に3泊4日も滞在?

自分がその立場だったら入られたくない。

滞在中、冷蔵庫や戸棚のもので食事の支度をし、鍋や炊飯器フライパン食器やコップも手前にあるものを使った。

掃除や洗濯も見えるところだけした。

気骨が折れる。男はそんなことはお構いなし気楽なものだ。

二人は80代なかばで子供はいない二人暮らし。家の中のものの多さに圧倒された。

もちろん経済的にも恵まれていて、我が家とは比較できない。

だが、本当にこれが全部必要な物だろうか?

大きな食器棚3個に上から下までびっしり隙間なく重ねられ奥にあるのが見えない。

多分この先出番がないかもしれない食器類。

もったいないということが逆に足かせになっているような気がした。

小さな図書館ができそうなくらいの多数の本。

決して狭くない家が、置いてある物のため暗く風通しが悪くなっている。

せめて半分にしたら、どんなにスッキリ暮らしやすくなるだろう。

今回、考えさせられた。うちは、財産も物もないが、十数年後こうならないように、

体が動くうちに、決断できるうちに身辺整理をしなければならない。

義兄も、少し元気になったので計画通り帰って来たが、コロナの感染者は増えるばかり。

東京駅で1時間ほど待ち時間があったが息を潜めて過ごした。

今回の上京は、不要不急に該当するのだろうか?

帰ってきて夫は、「やっぱり家が一番だ。都会は、隣の家が近すぎ見られてるようでいやだ。」

などと言っている。

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