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クリスマス イブ

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歳時記

久しぶりにあまり寒いと思わない一日だった。

気になっていた所の掃除もあらかた終わりこれでいいことにしよう。

年賀状も何とか書き終え、と言ってもパソコンとプリンターのしたこと。

インクも切れもせず、故障もしないでお疲れさま。

冷凍庫を整理して、去年の昆布を見つけたので水で戻し結んで甘辛く煮込んだ。

一鍋分をジップロック4袋に分けて冷凍したので、正月用にも取っておこう。

あれをしなければと思っていたことを、忘れることが増えてきた。

しまい込んだ場所を忘れて探している自分に、大丈夫?と声を掛ける。

頭も体も 取り替えがきかない。最後の時まで仲良く大事にしなければ。

毎年今頃になると思い出すことがある。

9年前 当時私たちは、仮設住宅に暮らしていた。

その年の暮れのある日、仮設住宅のそれぞれの玄関ドアの前に段ボール箱が置かれた。

送り主は知らない人だ。確か和歌山県だったと記憶している。

ガムテープを剥がしてあけてみると、中には みかん お餅 お酒 などが詰めてあった。

ビックリした。

とても正月を祝う気分も余裕もなく、先の不安な暗い毎日で正月準備どころではなかった。

会ったこともない見知らぬ人から届いた贈り物に、胸が熱くなった。

たまたま私の住む仮設に配られた支援物資だったのかもしれないが、

本当に嬉しかった。ありがたいと思った。

誰が考えたのだろう。中身は発送された方がご自分でが決めて下さったのだろうか。

先日の雪で 高速道路が渋滞している様子をテレビニュースで見た。

その時私は頂き物の肉まんを蒸して食べていた。

車中にいるドライバーに、ドローンでこの肉まんを届けてあげられたらと思った。

一人ではできないけれど、何でもたくさんの人の力が集まれば可能になるかもしれない。

自衛隊が雪を掻いて車を一台づつ誘導していた。

仕事とは言え大変だと思う。

今この瞬間も、厳しい環境の中で働く多くの人々によって 平和な日常がある。

コロナにならないように、今日もおとなしく家にいよう。

コロナの感染者数は、今日も過去最多を更新。

疲れても 頑張って働いている人達は、merry Xmasどころではないか? 

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