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夫の白内障手術成功

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健康

失敗など聞いたことはないけれど、昨日手術は無事に済み今日眼帯を外して来た。

昨夜は痛みもなく、仮面ライダーのような眼帯の中が少し痒かったと言っていた。

片目だと感覚が慣れないようだった。

昨日も今日も、私の運転で眼科医院へ行ってきた。

助手席の夫は、小うるさい。

信号で止まる度、ドライブに入れたままブレーキを踏んでいる私を見て、

「ギアを変えてサイドを引け、飛び出たらどうする。」

ブレーキを踏んでるし、信号は直ぐ変わるし、いちいちめんどくさい。

心のなかでは、うるさい黙って乗ってろと思いながら運転していた。

夫を乗せて運転するのは、ストレスが溜まるので、したくないが今回は仕方がない。

待合室は、少し混んでいた。ここも、やはり高齢者が多い。

平均寿命が伸びて長生きする人が増えるほど、どこかしら具合が悪くなることが多くなる。

故障したところを修理しながら、この先生きていくんだと思った。

呼ばれて行った夫が、眼帯を外して診察室から出てきた。

私に向かって指でOKの合図をした。明るい表情で。

そして私のそばに来て、開口一番「何だ、その頭白髪染めでねのが。」

これまであまり気づかなかった白髪が、はっきり見えて気になったのだろう。

視力も、1.2まで上がったそうだ。

近視も取れて右目の手術の結果次第でメガネが不要になるかもとのこと。

帰宅したのは昼過ぎだったが、お祝いに奮発して冷凍庫にとっておいた鰻を用意した。

帰ってきてからも、鏡を見て顔のシミや、ひげの剃り残し、自分の白髪など新発見があったようだ。

色々見えて来て、ますますアラ探しが増えるかもしれない。

でも、手術の成功を感謝したい。右目もうまくいきますように。

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