3月11日 今週テレビは、震災関連の番組が多い。
今日も朝から、被災地の今の様子を映している。
毎年この日が近くなると、憂鬱になる。
午前中、両親の墓参りに行って来た。
かつての実家のあたりも、途中の道路も工事中だった。
11年経ってもまだ終わっていない。変わってしまって、生まれた部落で道に迷う。
この年まで生きてきて、いろいろなことがあった。
が、自分にとって一番大きな出来事は、やっぱり 3月11日の震災だ。
今年は、あの日と同じ金曜日だ。
もしあの日がなかったら、今頃自分はどうしていただろう?
多分あの町で暮らしていただろう。
それなりに年をとって、喧嘩の耐えない毎日を送っていたかもしれない。(結局同じ?)
家も家財も流されて、お先真っ暗で途方に暮れたあの日。
今こうして何とか暮らしていることに感謝したい。
歳月を感じる。
あの時の子供たちが成長して、自分たちは老いてきた。
それぞれの年代や環境により、11年は違うものだろう。
今の自分の年齢で震災に遭ったら復興するまで生きていられるかどうか。
ウクライナのニュースで、地下鉄の構内での出産が報じられているのを見て、
過酷で悲惨な状況に胸が痛む。
震災は天災だが、戦争は人災で愚かしい。
ウクライナ頑張れなどと戦争を応援するようなことはできない。
この寒い時期、身一つで祖国を離れ国外に避難する人たちにあの時の自分を重ねる。
あの人達に一日も早く平和な日常が戻りますように。
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