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お歳暮

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歳時記

毎年のことながら、この時期お歳暮について考える。

なくなればいいのにと思うのが本心。

でもお互いやめましょうなどとは言えない。

もらって嬉しい気持ちもある。

お礼の電話をして、元気な声を聞いて互いの様子を確認したり、それなりに意味はあるかもしれない。

さてこちらは何を贈ろうか?

秋に頂きっぱなしになっているものもある。

ハムの詰め合わせが、2軒から届いた。どちらも、5400円の商品のようだ。

箱から取り出し、ビニール袋一つに収め冷蔵庫へしまった。

5千円分シャウエッセンかアルトバイエルンもらったほうが嬉しいのになんて考えた。

自分では、こんなハムの詰め合わせを1万円で買うことはないだろう。

一月の食費4万で収めようとしているのに。

冷凍庫の空き容量がもうあまりない。

お歳暮で頂いた海鮮鍋の材料セットも入れたまま。クリスマスか正月にと、とってある。

この時期冷凍庫は、いつも満杯。

必用なだけにすればいいのに。

そもそも相手が必用としてるわけでもないものをわざわざ送るのだから。

貰えばお返ししなければいけないし、 お金も時間も勿体ない。

なくしたらどんなにスッキリするだろう。

お中元や お歳暮は、物流業界のためにはなっているかもしれない。

経済活動も必用だが、無駄もありそうだ。

儀礼的な、物のやり取りでつながっているのはいかがなものだろう?

贈り物をすべて否定するわけではない。

自分では絶対に選ばないと思われるものをもらって嬉しかったことも何度もある。

欲しくて我慢していたものや、知らなかった商品、初めて食べた美味しい食べ物など。

もらったことで、新しく知ることができた。

だがやっぱり、お歳暮はやめて必用なだけ自分で買うのが一番いいと思う。

夫は、「早く送ってやれよ。」と言う。

12月の交際費は、跳ね上がる。かと言って食費がそんなに減るわけでもない。

私が今一番もらって嬉しいのは、ギフト券だがこれをやり取りするのは、生々しい。

第一意味がない。

儀礼的なこの習慣はいつまで続くのだろうか。

いや、いつまで続けることができるのだろうか?

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